積んだら勝ち‼

オモテ的趣味全般と備忘録

ボービントンへの道

f:id:riko-biz:20191129235322j:plain

早朝のウオータールー駅

 とりま、ロンドンの観光その他についてはおいおい書くとして。今回の旅の大本命である「ボービントン戦車博物館」訪問について先に記しておきます。さっさと書いておかないと忘れてしまいますしねw
 もはやあらゆる人がいろいろなところで書かれているので詳しくは~ということもないかもですが、まあお付き合いくださいませw
 知っての通り「ボービントン戦車博物館」はロンドンからサウスイースタン鉄道で約2時間半くらいにある「wool(ウール)」という最寄り駅から、さらに徒歩だと大体3~40分くらい田舎道を歩いてやっと到着するという、とんでもないド田舎にあります。
 wool駅からバスがあるというのは本当ぽい(バス停はあったw)のですが、そのバスが本当にボービントンへ行くのかどうか不明でした。しかも本数が超少ないというかないw白タクが日本人を狙っているwという話も聞いたのですが、今回はいませんでした。現実的に今、歩き以外での選択肢はウーバーかもしれないですね。実際、帰りにそれ乏しき車を見ましたが、それがボービントンからかは謎でした。

f:id:riko-biz:20191129235246j:plain

Wool行きの電車の切符

 話を少し戻すと、博物館は10時開館なので、ロンドン発の場合、歩く時間を考慮すると9時過ぎくらいにはwoolに到着したいので、ロンドン側の始発駅であるウオータールーを6時過ぎには出ないと間に合いません。そんなんでロンドンのホテルを暗いうちから出発しウオータールー駅へ。土曜日だったので通勤客もほぼいないすごく閑散とした駅の風景を見ることができました。
 さてサウスイースタン鉄道。イギリスの鉄道があーしてこうしてどうなったかは個々で調べていただくとして、出向くにはwoolまでのチケットが必要です。もちろん窓口か自動券売機で「woolまで往復大人1枚」と言って買えばいいのですが、イギリスの鉄道は前売りやピーク、オフピーク、全日有効、ファーストクラス、普通車とその種類と買う日で金額が変わるという、メチャわかりにくい料金体系を取っているので、ちょっとお得にしたいとか思ったら行く日のチケットをあらかじめイギリスナショナルレイル(英国はJRのようにいくつかの鉄道会社に分かれてますが、その元締めみたいのがナショナルレイル)のHPから買うのもありです。日本円で換算されカード決済で購入出来ます。切符自体はeチケットにしてスマホに落とすか、引き換え番号が決済完了後に画面表示されるので控えて置き、行く日に普通に駅で紙の切符を発券することになります。今回は紙の切符が見たかったのでそっちにしました。

f:id:riko-biz:20191129235303j:plain

こうやって発車する電車が表示される

 そうして予約した切符を駅の自動券売機で引き換えて、さあ乗車となるわけですが、さらにイギリス鉄道利用初心者を悩ますのが、どの列車がどのホームから発車するのか、出発の10分前にならないとわからない~というあの謎システムww10分前ってかなりタイトだと思うのですが、もちろん現地人とて変わるわけないのでデカい発車時刻と行先を示した電光掲示板の前でこの列車は何番線発~と表示されるまで辛抱強く待つわけです。ウオータールー駅は20番線以上あるので、目論見が外れた場合は端っこから端っこまで走るという事態もあるみたいで、すわ駆け出す人はそうなのかも。私は運よく目の前のホームからでした。切符を自動改札に通してホームに入り乗車ですが、乗る「Weymouth(ウエーマス)」行きは時間によって途中切り離しがあるので要注意です。10両全部通しの編成なら全部行きますが、もし5両ずつでの編成になっていたら、駅員に聞いたほうが無難だと思います。

f:id:riko-biz:20191129235630j:plain

ウエイマス行きの10両編成列車

 さて今回は贅沢してファーストクラスに乗ってみたのですが、だからといってJRの普通列車グリーン車くらい快適か?といわれるとそうでもないので、まあ普通車でもよかったかもしれません。ただ、乗る人は少ないので騒ぐ現地の人の困るということはありませんでした(特に帰り)。ちなみに20日前売りで往復£76.40なので日本円でおよそ10700円(=140円換算)ですね。
 で、ようやく列車はまだ暗いウオータールー駅を発車して、ウールへと向かいました。