RAFミュージアム
早いものでロンドン滞在も3日目。何となく街の仕組みというか、雰囲気がわかってきたようなそうでないような感じです。さて今日はホテルから10分ほど歩いたところにあるユーストン駅かた地下鉄のノーザンラインに乗り、コリンデールという駅が最寄り駅になる王立空軍博物館へ行きます。そーです本物のスピットファイアとご対面ですねw
王立空軍博物館はロンドンとロンドンから列車で約2時間半くらいにある、コスフォードの空軍博物館もありますが、そちらはボービントンのように朝早くからそれなりに頑張って行かないとたどり着けないので今回はパスです。次回、またロンドンへ来ることができたらぜひ訪問したいと思います。
さてロンドンの王立空軍博物館へは前述のとおりロンドンから地下鉄で約30分ほど。開館は10時なのでそう慌てていく必要もなく、開館と同時に入館できればいいやなくらいでOKかと。最寄り駅のコリンデール駅までは地下鉄も地上を走る区間に出るので、普通の住宅地が並ぶロンドンの景色を見ることもできます。
そんなわけでコリンデール駅に到着し、改札出口を出て左に曲がり、あとはひたすらに真っすぐほぼ15分くらい歩けは、博物館に到着します。こっちだよという道案内もありますから迷うことはないかと思います。
入口のスピットファイアとハリケーンのゲートプレーンにお出迎えを受け、いざ、RAFミュージアムを巡りたいと思います。
建物はH1から6まで構成され、それらをつなぐ遊歩道が整備されて、芝生の上とか天気が良ければ、それこそピクニック気分にもなるかもしれませんが、さすがに相変わらずの小雨模様と降ったりやんだりでは、そういう感じにはなりませんね。
メーンのH1にエントランスとRAFの生い立ちを紹介したコーナーがあり、ほかショップと館の中央にでんとショートサンダーランド飛行艇が鎮座しています。いやでかいwちなみに機体内部へ入ることもできます。
それからH2が第一次世界大戦の複葉機群は展示され、3~5に第二次世界大戦での機体とその後の冷戦時代の機体。そしてH6に今に至る英空軍の使用機体が展示されているという構成です。
第一次世界大戦の複葉機に関しては、せいぜいソーピーズキャメルとかフォッカーD7くらいしか知らないのでこれがそうで、あれがそう。という風に物凄く感動して見て回るまでには至らない(勉強不足ですな)のがちょっと残念なところ。しかし、当時こうしたまだ性能的にも頼りない機体で空に舞い空戦をやった先達の貴重な機体たちは、それはそれで存在感があり見る者をうならせるものがあることは間違いありません。惜しむらくはこの機体たちが戦っていた背景をより知っていればさらに興味深く見ることができたのですが~無念ですね。
さてH3からはお楽しみの第二次世界大戦で活躍の飛行機たちです。まず目に入ったのがキティホークとテンペストⅡ、ハンターそしてスピットファイアmk24でしょうか。さらにタイフーンⅠB、P47、テンペストⅤ。それらが展示された反対のフロアにミーティア、ヴァンパイアF3、ライトニング、キャンベラの大戦後初期ジョット機群。さらにRAF100周年を記念してのバトルオブブリテンの特別展示としてスピットファイアmkⅩⅥとメッサーシュミットBf109、ハリケーンmkⅠ、フィアットCR42がまとめて置かれ、その背後にボーファイターTFX ブリストル・ボフォート、スーパーマリンストランラー ファントムFGR2、トーネードF3など、横のH4、5にはまずランカスター、B24、B25、フェアリーバトル、JU88G2スツーカ、Bf110G、He111H、アブロ・アンソン、ロッキード・ハドソン、ハリファクス、バルカンB2、B17、モスキートB35とかですかねーどれも見ていてため息の出る素敵な機体ばかりですね。
それにしても思ったのは、どの機体も想像よりも大きく見えたこと。日本では零戦と彗星くらいしか実物の大戦機を見たことないのですが、それよりか全部大きいと思えたことはちょっと意外でした。逆にアレこんなサイズなんだと首を捻ったのがメッサーシュミットで、自分の中では大きい機体だと思っていたんですがねぇ。そんなギャップに遭遇するとは思いませんでした。
それにしても思ったのは、どの機体も想像よりも大きく見えたこと。日本では零戦と彗星くらいしか実物の大戦機を見たことないのですが、それよりか全部大きいと思えたことはちょっと意外でした。逆にアレこんなサイズなんだと首を捻ったのがメッサーシュミットで、自分の中では大きい機体だと思っていたんですがねぇ。そんなギャップに遭遇するとは思いませんでした。
それにしても双発機、四発機の存在感は戦闘機のそれではなく、もう圧倒的な大きさでこんなでかいモン飛ぶんだねという印象。いや機体の大きさだけで言うならロンドンまで乗ってきたB777のほうがデカいのでしょうけど、爆撃機とはそういう旅客機とはまるで異なる印象がありますので、見た目すごいというか威圧されますよね。これを迎撃するために向かっていく戦闘機のパイロットの度胸もすごいもんだなあ~と。
H6にはジェット機の中でももう最近のハリアー、バッカニア、タイフーン、トーネード、ジャギュアなど。ハリアー以外は初めて目にする機体ですが、ジャギュアはその昔、三菱のF1ぽいとか思ってたからどうかなとか思いましたけど、もちろん別もんでありますはいw
やっぱり最近の機体はぐっと数も少ないし、写真でも多く見ているからああ、これなんだなというちょっと大戦機ほど感動する度合いが低いのは勘弁してほしいのですが、コスフォードの方にはさらにジェット時代になってからの機体もいっぱいだと聞いているので、そっちに期待したほうがいいのかもしれませんね。
ロンドンからは近いここは、市内観光のついででも訪問しやすいですので、是非行って損のない場所と思います。特に飛行機好きならなおさらです。いやスピットファイアとメッサーシュミットだけでもその目でみてほしいですよ、特にモデラーなら。
あと博物館にあるショップですけど、Tシャツやら衣類から小物、プラモ(エアフィクスしかない)など諸々いっぱいですが、贔屓ないしでボービントンよりあか抜けていて商売上手な展開をしていると感じたのは気のせいだろか。いやボービントンが地味だとか言うつもりないですけど、定番のTシャツデザインにしてもなあ~RAFのほうがカッコいいwいえ、そんな気がしただけです多分。
追伸:今回、スピットファイアの操縦席に座ろう!なるイベントが催されていて、£10払うとコクピットに着席しての記念撮影と、機体の解説を博物館スタッフからレクチャーしてもらえる~という、まあここまで来たら恥を忍んでもやるだろwみたいな企画があったので・・・ついw
もーっと英語ができたら楽しかったでしょうね。ちなみにコクピットは平均的日本人体型?よりやや痩せな私でも、入ってみると狭いなという感じ。そしてひたすら前が長い。尻にパラシュートをしいて座るそうですが、座高ないと周囲見えないぞwとか思ったりしました。うん、まあいい体験したわ~。
追伸その2:RAFミュージアムから8分くらい歩いたところに「ハナンツ」というその道では有名な模型店があります。ロンドンで模型やはあるのか?という問題でそれなりにそろえてあるお店としてはここが一番なのかな。店内はそれほど広くありませんが、飛行機のそろえはそこそこあるのではと。AFVはそれなりにですかね。ここまで来たとなると日本で買うよりは安い商品も多いので、誘惑を断ち切るには辛いかも。ふらふら見ていても特に文句は言われませんでした。とりあえずお買い物はしましたけど。まあ、多少当て込んで最初から大きなトランクで来ていればいいのかも知れませんねw